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レソト王国の魅力さらに 浜松の協会、26日オンライン講座

2021年9月19日 05時00分 (9月19日 05時03分更新)
レソト王国を紹介する講座をPRする伊藤千明さん=浜松市南区で

レソト王国を紹介する講座をPRする伊藤千明さん=浜松市南区で

  • レソト王国を紹介する講座をPRする伊藤千明さん=浜松市南区で
 南アフリカ共和国に周囲を囲まれた小国・レソト王国と日本の縁を浜松市から広げようと市民発で立ち上がった「日本レソト王国協会」(同市南区)が、新型コロナウイルス禍の中で地道な活動を続けている。二十六日には、レソト王国を紹介する無料のオンライン講座を開く。会長の伊藤千明さん(65)は「『いつかレソトに行ってみよう』と思う人が一人でも増えれば」と期待を込める。 (酒井大二郎)
 講座は浜松国際交流協会と共にビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で開く。目玉は、大学を休学して現地で教育プロジェクトに携わる渡辺莉瑚(りこ)さんによる講演だ。「女子大生の私が天空の王国レソトに魅せられた理由」と題し、アフリカ屈指の絶景を誇る同国の様子をリポートする。
 日本レソト王国協会は昨年十二月に発足。市内で看板の設計・施工会社を経営し、二〇一八年に現地訪問した経験を持つ伊藤さんを中心に「そもそも知っている人が日本にほとんどいない」という同国の知名度向上に励む。
 今春には浜松市市民協働センターと連携して国旗入りのマスクを開発。レソトの大臣や大使を浜松に招待する計画がコロナ禍で中止になるといった逆境にもめげず、ラジオ番組での広報や草の根の声掛けにより有志を募り、会費を払って活動に参画する会員は三十人まで増えた。
 伊藤さんは三年前にビジネス目的で同国を訪れた際「雄大な自然はもちろん、かつての浜松と同じく繊維産業を基幹としていることにも縁を感じた」と振り返る。仕事の話は進展しなかったが、帰国後も駐日大使館とコンタクトを取り続けてきたことが現在の活動につながっている。
 大使館関係者らを通じ、同国の浜松交流への期待度の大きさも感じている。「故郷の街と一国が深いつながりを築けたら、それはとてもすてきなこと。経済的にも文化的にも、双方にメリットのある交流の在り方を模索していきたい」と意気込む。
     ◇
 オンライン講座は二十六日午前十時から。申し込みは日本レソト王国協会ホームページから。

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