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【北の富士コラム】御嶽海は琴ノ若をまだまだ弱いと豪語していたが逸ノ城にはぶざまな相撲…少しは恥を知れ

2021年9月19日 05時00分

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逸ノ城(左)に寄り切りで敗れた御嶽海

逸ノ城(左)に寄り切りで敗れた御嶽海

◇18日 大相撲秋場所7日目(両国国技館)
 さてまだ7日目というのに少し疲れが出て体が少々しんどいが、力を振り絞って頑張ろうか。力士達もベテランになると体の動きが重くなる。
 今場所は全体的にあっさりと勝負が決まる相撲が多いと思うが、これは明らかに稽古不足が原因でしょう。けが人も多いのも同じ事が言える。その中にあって伊勢ケ浜部屋の力士達はあまり疲れを見せない。宝富士と翔猿が長い相撲になったが、若い翔猿の方が先に音を上げて負けている。
 場所中でも伊勢ケ浜の力士は稽古を怠らないらしい。本来はそれが当たり前なのである。今は朝、稽古場にも下りない部屋もあるという。というより、ほとんどの部屋はこんなありさまだというではないか。コロナ禍でもやる気がある人はやる。弟子を預かる親方は本気になって指導してもらいたい。
 休場者も多く魅力的な力士もいないので、今場所もテレビの視聴率も悪いようだ。大谷翔平選手や女子ゴルフ、大坂なおみさんらが素晴らしい活躍を見せているのに、わが大相撲界は不祥事が次々と続出し、次代を背負って立つ力士がいない。たとえいたとしても小粒である。
 白鵬が10年以上も優勝を独占し、今度は照ノ富士の時代がしばらく続くに違いない。6日目に琴ノ若を一蹴した御嶽海がまだまだ弱いと豪語していたが、この日は逸ノ城にぶざまな相撲で2敗目。勝手に期待していた俺がバカだったのだろうが、御嶽海も少しは恥を知れ。
 上位にはすでに1敗力士もいなくなった。照ノ富士は新鋭琴ノ若に少しだけ相撲を取らせてお客さまを喜ばせてくれたが、格の違いを見せつけた。照ノ富士はあまり気を使わなくてもいいから、どうぞ全勝優勝してくれたまえ。これから対戦するであろう上位陣達を思い切り痛い目に合わせてもらって結構である。
 展望では照ノ富士の独走を予想したが、こうもあっさりとしかも早々と優勝が決まりそうになるとはあまりにも情けない。はっきり言って何を書けば楽しくなるのか皆目見当がつかない。
 今年は玉の海関の没後50年。昔のことが懐かしく思い出される。私も島ちゃん(玉乃島=玉の海の前のしこ名)も若いころは細くて小さくて、とても強くなれると思ってもらえなかったが、気持ちだけは前を向いて頑張ってきたと思う。もし島ちゃんが生きていたら、もう少し俺も頑張れたかもしれないと思うと今でも悔しい。改めて御冥福を祈りたい。
 変な記事になってしまって申し訳ないが、今夜は酒でも飲まずにはいられない。何の関係のない皆さんにはまことに申し訳ありません。どうやら少し取り乱してしまったようです。(元横綱)
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