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2日目中止は想定済み… 渋野さんは初日17、18番の連続バーディーが大きい、しかも最後はチップイン【女子ゴルフ・諸見里しのぶ評論】

2021年9月18日 19時02分

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1日目、18番でチップインバーディーを決め、笑顔でホールアウトする渋野日向子=17日

1日目、18番でチップインバーディーを決め、笑顔でホールアウトする渋野日向子=17日

◇18日 女子ゴルフ 住友生命レディス東海クラシック(愛知県美浜町・新南愛知CC美浜C)
 大会2日目は残念ながら中止。ただ今回のような天候による中止、短縮は、出場選手たちにとっては織り込み済み。大会前から天気予報をチェックして、こういう事態も想定して初日のラウンドに挑んでいたはずです。
 こうなると、渋野日向子さんは初日の17、18番を連続バーディー、しかも最後はチップインで締めたというのが本当に大きいですよね。あの2打がより価値あるものになりました。首位と4打差からの最終日。風もおさまる予報になりましたし、グリーンは湿っていてボールが止まるはず。ビッグスコアの出るコースですから、6打差ぐらいまでは逆転の可能性がありそうです。
 朝から競技中止が決まった時は、トレーニング、体のケア、練習…という一日を過ごす選手がほとんどだと思いますが、今回は練習場もクローズしていたかもしれませんから、完全休養に充てた人も多いかも。そうすると浮かんでくるのは3打差3位にいる稲見萌寧さんですね。前週の疲れを回復、リフレッシュして、かつ来週はお休みするそうですから、エンジン全開してくるんじゃないかな。
 終盤の15~18番がいずれもバーディーチャンスを作れるホールです。4連続バーディーフィニッシュで優勝者が決まるなんてことも十分にあり得ます。単独首位でスタートする大里桃子さんは、優勝した5月ほけんの窓口レディースも2日目中止の36ホールでしたし、どう戦うべきかはわかっていると思います。初日の66と同じぐらいのスコアを出すつもりでスタートするでしょう。
 2位の仲宗根澄香さんもなかなかの勝負師、短期決戦になったことが彼女にプラスに働くかも。また、このところ調子を上げている植竹希望さんも大物感あり。注目したいところです。初優勝を狙う彼女たちは特に、フロント9でトップに絶対離されないことが重要と考えます。いずれにしても伸ばし合いの優勝争いになることは必至です。(プロゴルファー)

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