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アユ 終盤も楽しみ 岐阜県郡上市・長良川

2021年9月18日 10時53分

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良型のアユを手に笑みがこぼれる筆者

良型のアユを手に笑みがこぼれる筆者

  • 良型のアユを手に笑みがこぼれる筆者
  • 午前に入ったウインドパーク付近
  • アユを引き抜く筆者(報徳橋付近で)
 ほほをなでる風に秋の気配がほのかに感じられる7日、岐阜県郡上市の長良川へ郡上鮎(あゆ)に会いに出掛けた。キツイ流れで24センチなどがヒットし、強烈な引きを味わうことができた。終盤のアユ釣りはまだまだ楽しめそうだ。
 まずは早朝、同市八幡町にある「清水釣具店」に立ち寄ってオトリを購入。美並から八幡、大和と、長いアユ竿が立ち並んでいた中、選んだポイントは大和・ウインドパーク。
 天気は曇り、平水、濁りなし。川の水が思った以上に冷たく、タイツをウエットにしたことを後悔した。
 左岸側に流れる瀬で午前9時から竿を出すこと1時間、オトリが野アユを連れてくることはなかった。あまりの寒さに耐えきれず、上流の浅瀬に移動した。
 足元の岩にはハミ跡がびっしり。川底はビカビカに磨かれていた。瀬の肩で“バキューン!”と来た。
 寒さで体が震えていたため、ブルブル釣法が効果的だったのか(笑)玉網に収まったのは、20センチのオトリごろサイズだった。
 すると、瀬落ちから瀬肩までわずかなポイントだったが、浅場で良型連発! チャラチャラの流れで掛かるので、アユが走りまくりでゲーム性が高い。
 浅瀬は思うところに移動することができる。ウインドパーク周辺は、釣りやすいポイントが多く点在することを改めて認識した。
 風が出てきたため、昼食とした。午後は八幡町の通称「報徳橋」へと向かった。対岸のアユ師が腰まで浸かって竿を曲げていた。よく見ると釣友で、声は波に消されるも元気そうで何だかほっとした。
 このポイントは大矢淵のトロ瀬から荒瀬へと変化するポイント。大岩の上を慎重に歩きながらトロ瀬へ向かった。一番元気なオトリを選び、送り出すと秒殺で目印が消し込んだ!
 「心の準備が~」。岩の上で竿を出していたため、思いっきり絞り込んで何とか玉網イン。「ふぅ~」
 真黄色の天然遡上(そじょう)と思われるアユで、尾ヒレをギュンギュン振っていた。尻ヒレは切れ込みが少なく真っすぐで、オスのアユだと分かった。オス、メスの区別がはっきり分かるようになると、産卵のシーズンが近いことを物語っている。
 オトリを付け替えてから瀬の流芯を横切った。ベタ竿にしていると“ギュイーン”。一歩も下がれない足元で、竿だけが頼り。
 粘りとタメの効く9メートルの竿が本領を発揮してくれたおかげで、バラすことなく取り込めた。その後も飽きない程度に掛かり、こまめに掛け針を交換した。
 大岩の上で仕掛けをチェックしていると、ズル~ッ! 斜めに切り出された岩の上に足をついたようで川へドボン! 手前が浅い流れでよかったが、その時は焦って瞬時に行動を移すことができなかった。
 一歩間違えると、非常に危険だ。安全第一と考え、肩幅程度に両足を開いて態勢を固められる手前の浅い流れから釣ることができる荒瀬の肩へと移動した。
 キツイ流れなので2号のオモリを、鼻先から約30センチへセットしてオトリを誘導した。根掛かりしない程度に引き釣りしていくと、目印は一気に下流へ。
 波立ちのウケになるところでオトリの顔を確認し、玉網へ引き抜いた今日一番の郡上鮎は24センチだった。体高もあり100グラムはゆうに超えているだろう。
 瀬肩での反応はピカイチで、アユの型もよかった。最後に荒瀬をやってみた。思いのほか反応は薄く、アユは小さくて期待外れだった。午後5時に納竿した。
 この日の釣果は18~24センチを18匹。今年は川での水難事故のニュースをよく見る。ライフジャケットの着用、タビ底のフエルトが減ったら交換、そして無理をしない釣りを心掛けたい。
 今夜は郡上鮎の山椒(さんしょ)炊き込みごはんにしよう♪
 (R3-Tradition・鮎川ナオミ)

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