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【石川】珠洲震度5弱 数日内 大きな揺れ警戒 「雨 地盤の緩み注意を」

2021年9月18日 05時00分 (9月18日 10時11分更新)
ボイラーへの給湯管を修理する作業員=17日、石川県能登町柳田の鳳柳寮で(上井啓太郎撮影)

ボイラーへの給湯管を修理する作業員=17日、石川県能登町柳田の鳳柳寮で(上井啓太郎撮影)

  • ボイラーへの給湯管を修理する作業員=17日、石川県能登町柳田の鳳柳寮で(上井啓太郎撮影)

 十六日夜に、石川県・能登地方を震源とする最大震度5弱の地震が発生したことを受け、金沢地方気象台は十七日、「今回が地震のピークではなく、活動の途中の可能性が高く、震度5弱以上の地震が二、三日後に起きる可能性がある」と警戒するよう訴えた。人的被害は十七日午後六時現在、自治体などに寄せられていないが、地盤の緩んでいる可能性があり、県は北陸に近づく台風14号による大雨による影響に注意を呼び掛ける。=芸術祭展示、被害なし<27>面、関連<26>面
 最も揺れの強かった珠洲市の蛸島町では、地震のため、住民五人が蛸島公民館に自主避難したが、市によると、十七日未明までに全員が帰宅した。能登町の能登高校の「鳳柳寮(ほうりゅうりょう)」の給湯管にひびが入り、お湯が使えない状況。同日夜までに復旧した。
 今年に入ってから珠洲市付近を震源とした震度1以上の地震は三十八回起きている。五月以降、徐々に地震の数は増加。七月に震度4を、八、九月に震度3をそれぞれ観測している。
 気象台によると、二〇一六年四月の熊本地震では最大震度7の地震が発生した二日後に、同規模の地震が起きた。これと同じように一度大きな地震が発生すると、付近の断層が崩れやすくなり、同規模かそれ以上の地震が起こる可能性があるという。
 新型コロナウイルス感染拡大後、災害時に感染防止を図りながらの避難、避難所運営方法が課題とされ、訓練が繰り返されている。今月五日には穴水町で県防災総合訓練があり、防護服やフェースシールドを着けた防災士らが発熱者を専用スペースへ誘導する流れなどを確認した。
 台風14号は予想進路が南にずれたことで石川県への影響は小さくなるが、十八日朝までに日本海に発生する低気圧の影響で、県内では同日の大気が不安定となり、十七日午後六時からの二十四時間降水量は、いずれも多い所で加賀八〇ミリ、能登六〇ミリが見込まれる。
 災害対策本部連絡員等会議が同日、県庁であり、県危機対策課の荒木浩一課長は「今回の地震で地盤が緩んだ所もある可能性があり、雨による土砂災害に警戒してほしい」と話した。

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