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左投手相手に左打者は不利ですか

2021年9月18日 05時00分

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 【質問】左打ちです。左投手のときに代えられるときがあります。右打者は右投手が出てきても代えられません。左打者は不利なんですか。 (千葉県習志野市 H君=中2)
 【答え】1990年代ごろまでのプロ野球では、左投手に対しての左打者起用は確かに少なかったと思います。しかし、エンゼルスの大谷選手の活躍も影響してか、最近は左対左の考え方も変わってきています。
 左対左が不利と考える理由のひとつは、球筋の角度にあると思います。右投手のボールは外側から入ってくるでしょう。ボールが手から離れた瞬間から自分の方に向かってくるので球筋がよく見えます。逆に左投手のときは、自分の体からボールが外へ逃げていく軌道になり、スライダーなどの横の変化球は打ちにくいと思います。プロには左打者専門の左投手もいます。
 右打者も同じようなことがいえ、昔のプロ野球では右のアンダースローが出てくると、右打者に左の代打を送ることもありました。それでも、打撃投手には右投げが多いので、左打者が左投手を打つより練習が多くできる有利さはあります。左投手が出てきたときも代えずに経験を積ませてほしいものです。
 左打者が左投手を攻略するには、スイングの軸を崩さずに、グリップが体から離れていかないようにするのが大事です。左足に重心を残すくらいの感覚がいいでしょう。プロ野球には、左投手を苦にしない左打者が多くなりましたが、彼らは体が開くのを我慢できるので、右投手相手に高打率を残しています。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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