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「報ステ」新キャスター・大越健介さん「いつか超えたいライバル番組だった」 オンライン会見で意気込みなど語る

2021年9月18日 05時00分

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10月から「報道ステーション」に登場する大越健介キャスター

10月から「報道ステーション」に登場する大越健介キャスター

 テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)のキャスターに10月から就任するジャーナリストの大越健介さん(60)が17日、報道各社のオンラインのインタビューに応じた。NHK時代に「ニュースウオッチ9」キャスターを務めていた大越さんにとっては「いつか超えたいライバル番組」だったという「報ステ」。担当する思いを語った。
 大越さんにとって「報ステ」の一番の印象は、NHK政治部記者時代の思い出だ。「久米(宏)さんがキャスターをやっていた(『ニュースステーション』の)時です。自民党の政治家が番組に生出演して丁々発止のやりとりをしているのを見て、『そこまで聞くの!』『ずいぶん思い切ったこと聞くなぁ』とはらはらしながら番組を見ていました」。当時、番記者として出演し終えたその政治家を囲んだ。「散々、ずっと悪口を聞かされた」と振り返る。
 自身も久米さんのようなキャスターに?と問われると、「僕は行儀がいいからそれはできない(笑)」と冗談を交えながらも、「そういう番組の気風というか、それは見習っていきたい」と語った。
 「ニュースウオッチ9」のキャスターをやっていた当時は、放送後、反省会を開いている時間帯に報ステが放送されていたので、あまり視聴できなかった。しかし、放送の準備段階で「民放各局がどういうところをどう掘ってくるのか」をスタッフと一緒に昼から注目し研究していたといい、中でも熱心なスタッフは報ステを毎日録画して全部見ていたという。
 「報道ステーションの取材陣の攻めの姿勢は、ライバルというか、いつか超えてみたい存在だった」といい「コロナの問題の扱いを見ていても、狙いがはっきり、カラーがはっきりしている」と敬意を表した。
 「報ステのニュースキャスターに」というオファーがあった時は「おー、まじかよ」「ほんとありがたい」と感激だった。何よりうれしかったのは、NHK時代の仲間が「よかったね」「楽しみだ」と喜んでくれたことだという。妻も子どもたちも「報道ステーション! すごいじゃない!」と大喜びだった。
 しかし、キャスターのあるべき姿勢は「私見を披露するものではない。ニュースの水先案内人」というNHK時代から心構えは変わらない。ジャーナリストとして「取材相手へのリスペクトを忘れない」。そして、「自分が番組のチームに入っていくことで『ちょっといい番組になったよね』と言われるようになったら」というのがキャスターになるにあたっての一番の願いだ。
 ◆大越健介(おおこし・けんすけ) 1961(昭和36)年8月25日生まれ、新潟県出身。新潟高校から東大文科三類に進み、野球部ではエースとして東京六大学リーグで通算50試合登板、8勝27敗を記録。85年にNHKに入局、政治部記者として、橋本龍太郎元首相の番記者や自民党竹下派経世会などを担当。2010年3月から15年3月まで「ニュースウオッチ9」のメインキャスターを務めた。今年6月にNHKを定年退職した。
◇大谷翔平は本塁打王いける
 ○…学生時代には日米大学野球選手権の日本代表に史上初めて東大から選ばれたこともある大越さんは、現在MLBで活躍する大谷翔平選手にも触れた。
 「MLB1年目の年に『NHKスペシャル』でロングインタビューしました。今年は体調もいいのを早くから聞いていたので活躍は予想していましたが、ここまで毎日期待させてくれるだけで十分。本塁打王? いけるような気がするなぁ」

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