本文へ移動

非公式でも「いいね」 大好きな街を発信「湖西ほとり」

2021年9月17日 05時00分 (9月17日 05時03分更新)
市の魅力を勝手に紹介する「湖西ほとり」のページ。キャラクターの眼鏡や服の色にこだわっている

市の魅力を勝手に紹介する「湖西ほとり」のページ。キャラクターの眼鏡や服の色にこだわっている

  • 市の魅力を勝手に紹介する「湖西ほとり」のページ。キャラクターの眼鏡や服の色にこだわっている
  • ツイッターで紹介したテークアウト商品の一例
 湖西市を非公式でPRするキャラクター「湖西ほとり」が、短文投稿サイト「ツイッター」でフォロワー(閲覧者)数をじわりと増やしている。市内で買えるテークアウト品や近隣市のニュースを積極的に紹介し、飲食業界の盛り上げや市民への情報提供に一役買っている。アカウントを運営する「中の人」は意外にも市外在住。匿名を条件に取材し、市外から見る湖西市の魅力や今後の目標を語ってもらった。 (鈴木太郎)
 キャラクターは二〇一九年一月に誕生。親しみやすい少女の顔をアイコンに、地域を勝手にPRする別のアカウントを参考にした。髪の色は浜名湖の青緑。豊田佐吉の眼鏡と、新居町の手筒花火をイメージした赤い服を着ている。
 「湖西」「白須賀」「潮見坂」といった語句の検索は毎日欠かさない。これまで交流のない人でも、市にまつわる既読の投稿にはできる限り「いいね」を押して存在をアピールする。ツイッターにとどまらず写真共有アプリ「インスタグラム」などでの検索も活用し、市内の新規開店の店舗情報などをいち早く紹介。情報の早さと正確さが人気を呼び、市民をはじめ、愛知県東三河や浜松市を中心に千四百人がフォロー(閲覧)している。
 運営者は市外在住で、市内に勤務する女性。自宅から近いものの勤務を始めるまで詳しく知らなかった湖西市についてもっと知りたくなり、最初は情報収集用としてアカウントを作った。市内の商店を巡るうち、隣接する浜松市や愛知県豊橋市と比べ街がコンパクトで、人の顔が見える距離の近さが好きになった。知人に薦めたい店もでき、「知られていないのはもったいない」と、見るだけから次第に情報発信するようになった。
 アカウント運営を通し、「県が違うと同じ生活圏なのに情報が届かない」と県境ならではの発信の難しさを実感。市内のニュースに加え、浜松市や東三河の新型コロナウイルス感染状況も投稿している。
 最近は、新型コロナの影響で思うように外食できなくなり、市内の飲食店の持ち帰りメニューの紹介にも力を入れる。「市外の人には隠れた魅力を、市内の人には少しでも役立つ情報を伝え、大好きな湖西を盛り上げたい」と目標を語る。

関連キーワード

PR情報