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傷んだ硬球 再生任せて 氷見・障害者就労施設 Reボール受注開始

2021年9月17日 05時00分 (9月17日 10時21分更新)
Reボールを試作する利用者ら=氷見市朝日丘で

Reボールを試作する利用者ら=氷見市朝日丘で

 野球ボールの修繕を請け負っている障害者就労支援施設「ゆめボール」(氷見市朝日丘)は十七日、使用できなくなった硬球の芯を利用して再生する「Re(リ)ボール」の受注を始める。
 ゆめボールは、二〇一七年に設立。県内の高校などから練習で糸がほつれた硬球を一個百〜百五十円で修理してきたが、革がボロボロになったボールは放置されており、複数の学校から「廃棄するのがもったいない」と修繕の相談が寄せられた。作業に従事する四人の技術が習熟したこともあり、応じることにした。
 Reボールは、コルクやゴムに糸を巻き付けた球芯を預かり、人工皮革二枚を張り合わせて縫う。革は白と夕暮れ時に使う黄(蛍光)の二色。一球五百五十円(税込み)。施設を運営する一般社団法人「美海(みうみ)」の能浦(のうら)美穂子代表理事は「捨てないで先輩たちの思いを引き継いでほしい」と話す。
 ゆめボールは、二十〜六十代の利用者十五人が高校など二十四校から請け負うボール再生やシーツなどの縫製に従事している。 (小畑一成)

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