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正代の“ぶちかまし”にどよめき「タイミングも出足も良かった」会心の相撲で1敗守る【大相撲】

2021年9月16日 20時28分

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正代(右)が押し出しで若隆景を下す

正代(右)が押し出しで若隆景を下す

◇16日 大相撲秋場所5日目(両国国技館)
 新横綱の照ノ富士が5戦全勝とした。大関陣は正代が若隆景を押し出して4勝目を挙げ、かど番の貴景勝は琴ノ若を押し出して2勝3敗。関脇御嶽海は玉鷲を引き落とし、4勝1敗とした。
   ◇   ◇
 鋭く、そして力強い踏み込みだった。正代のぶちかまし。その破壊力に若隆景の体勢が崩れる。腰が落ち、後ずさりするようになったところを、一気に前に出た。「タイミングも出足もとても良かったと思います」。会心の一番だった。
 最近は3連敗中と嫌な相手だった。強烈なおっつけに手を焼いた。「連敗していたんでいいイメージはなかったけど、その分、思い切りいけたかな」。相手を意識しすぎて負けていたのなら、むやみに考えを巡らせず自分の相撲を貫くのみ。それが目の覚めるような立ち合いにつながった。
 高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「一発で吹っ飛ばした。ここ最近で一番良かったのではないか。きょうは馬力がありました」とやや驚いた様子。場内もどよめいた。
 振り返れば1年前、初めて賜杯を手にし、大関昇進を決めた。縁起のいい秋。初日こそ豊昇龍を土俵際まで追い詰めながら不覚を取ったが、そこから4連勝。今場所は本来の力強さがある。「このまま調子を上げていけば」。強い大関。これなら打倒照ノ富士の期待も膨らむ。

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