本文へ移動

この夏急成長イリマが重賞初挑戦Vへ照準「ここでどんな結果を出せるか」【ローズS】

2021年9月16日 17時22分

このエントリーをはてなブックマークに追加
栗東ダートで追われるイリマ=栗東で

栗東ダートで追われるイリマ=栗東で

◇第39回ローズステークス(19日・G2・中京・芝2000メートル)
 強い負荷は、もう必要ない。夏の小倉で未勝利―1勝クラスと連勝した上がり馬のイリマは、栗東Bでソフトな最終追い切り。9日の1週前に芝で一杯に追われていることもあり、今週は全くの馬なりで6F87秒8―40秒9―13秒0。時計はかなり控えめだが、前進気勢があって、フットワーク自体は実に軽快だ。
 「1週前にやっているので、調整程度で十分です。時計も予定通り。思い通りの調整ができています」と騎乗した喜多助手は納得の笑み。スタンドで見守った高橋亮師も「順調だなと思いました。割とグングン行くような感じがあって、すごく活気がありましたね」と元気な姿に目を細めた。
 1週前にハードに追って直前は軽め。2年前の府中牝馬Sを豪快に差し切った姉のスカーレットカラーもこのパターンで調整していた。「お姉さんが良くなったのは4歳の春。この馬もまだ完成されていないけど、お姉さんよりは成長が早いかなと思います」と喜多助手は本格化ムードを感じ取っている。
 デビュー戦でのちの日本ダービー3着のステラヴェローチェの0秒7差3着に入ったように早くから素質の高さを評価されていた。ただ、そこからなかなか勝ち上がれず足踏みが続いていた。ところが、この夏に急成長。近2戦は小倉の芝2000メートル戦で2着以下を4馬身差離す楽勝だった。姉はマイラー色が強かったが、妹は距離をこなせるスタミナがある。
 「姉より距離は持つ感じですね。前走を見てトライアルにチャレンジしようと決めました。ここでどんな結果を出せるか」と高橋亮師。本番へのチケットはもちろん、狙うは重賞初挑戦V。夏の勢いを武器にして春の実績馬をなぎ倒す。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ