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富山市 医療的ケア児76人 3月時点、市議会で市報告

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 10時55分更新)
 富山市は十五日の市議会で、日常的に人工呼吸器などの使用が必要な「医療的ケア児」が三月時点で市内に七十六人いることを明らかにした。谷口寿一議員(気魄(きはく))の一般質問に、田中伸浩福祉保健部長が答えた。
 地方自治体が医療的ケア児への支援に責務を負うことを明記した「医療的ケア児支援法」が六月に成立し、今月十八日から施行される。富山市では二〇一八年から医療的ケア児への支援事業を始め、家族同士の交流会や有識者の懇話会を開いている。
 だが、医療的ケア児の市内保育施設での受け入れには、保育方法の理解が深まっていないことや、受け入れ態勢が整っていないなどの課題もあり、大沢一貴こども家庭部長は「保育施設への入所に結び付けることが大変難しい状況にある」と答弁。大沢部長は「(成立した)法の趣旨を踏まえ、一人でも多く保育の機会を享受できるよう、関係機関と連携を深めていきたい」と述べた。(山岸弓華)

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