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<プロが答える相談室> 災害を「自分ごと」と捉えて

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 10時05分更新)
 東日本大震災から今年で十年。その後、各地で地震や風水害があり、日本は災害大国だなと思います。心構えとしてあらためて家族で知っておいたほうがいいことはなんでしょうか。
 やはり「災害を自分ごと」として捉えることが大事です。自分や家族のためなら具体的に事前の備えを進められます。そのために、過去の災害経験を知る機会をつくることもいいでしょう。六十二年前の伊勢湾台風の被災経験は、名古屋市港防災センターが作った伊勢湾台風カルタの写真と句を見ると、時代を超えて身に迫るものを感じます。
 また十年前の被災経験として、妊娠八カ月だった私は東京で大きな揺れを経験しました。職場の建物が激しく揺れ、余震で天井が落ちました。机の下に身を隠しながら、おなかの子どもと一緒に死ぬのではないかと本気で思いました。電車がすべて止まって帰宅困難者となり、職場に準備してあった運動靴に履き替え、職場の友人たちと携帯で情報を調べながら、お互い励ましあって歩きました。
 三時間歩いてもう限界となり、友人宅にお世話になったときは本当に人の温かさを感じました。日頃からの人とのつながりの大切さ、いつもの日常が一瞬で大きく変わることもあることを知り、危機意識が高まりました。これからも私は機会があれば災害体験を伝えていきたいと思います。

【防火】回答者 大場 玲子さん

 幼児と小学生の2人の男の子を育てながら、防災体験学習や防災普及啓発の施設である名古屋市港防災センターのセンター長として勤務。防災士。46歳。
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