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光る餌食べ自分も発光? 深海のフジクジラ

2021年9月16日 06時21分 (9月16日 06時45分更新)
 フジクジラ(中部大提供)

 フジクジラ(中部大提供)

 深海にすむ光るサメ「フジクジラ」は、発光に必要な化学物質「セレンテラジン」を自分の体内で作るのではなく、発光する魚などを食べて吸収していることを、中部大(愛知県)と高知大の共同研究チームが突き止め、15日までに国際科学誌に発表した。
 中部大の大場裕一教授(発光生物学)は「餌となるハダカイワシも、他の光る生き物を食べて発光物質を得ている。食物連鎖の姿が見えてきた」と話している。
 チームによると、フジクジラは水深250~860メートルの深海にすみ、体長は30センチ前後。体は藤色で、腹全体が青く光る。深海までわずかに届く太陽光の明るさに合わせて腹を光らせる。

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