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広がる3回接種 WHOは途上国優先求める

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 05時01分更新)
 【ロンドン=藤沢有哉、カイロ=蜘手美鶴】新型コロナウイルスのワクチン接種が進む各国で、「ブースター」と呼ばれる三回目の接種が動き始めている。英国のジョンソン首相は十四日、コロナ対策の「秋期、冬期計画」を明らかにし、五十歳以上の人らを対象に三回目の接種を行うと発表。八月一日から三回目の接種を始めた中東のイスラエルでは対象者を広げ、乳幼児らを除く全市民に追加接種を呼び掛けている。
 英国では五十歳以上のほか、医療・介護従事者や介護施設の入居者も対象。全二回の接種完了から半年を過ぎた時点で三回目を認める。英国では十六歳以上の八割超が接種を完了。ただ、インド由来の変異株「デルタ株」を巡っては、接種完了から数カ月で有効性が低下するとの研究があるため追加接種を決めた。
 また、夏休みが明けた学校での感染拡大を抑制するため、従来は対象外だった十二〜十五歳への接種も決めた。米ファイザー製の使用を想定し、まれに起こる心筋炎の副反応を考慮し接種は一回とした。イングランドでは来週から始まる。
 コロナ規制がほぼ撤廃された英国だが、今月の一日当たりの新規感染者数は三万〜四万人前後で推移。秋以降の感染拡大への懸念が...

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