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島根2号機、正式適合

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 05時01分更新)
 原子力規制委員会は十五日の定例会合で、中国電力島根原発2号機(松江市)の安全対策が、新規制基準に適合しているとする「審査書」を決定した。これで正式に審査に適合した。中国電の清水希茂(まれしげ)社長は同日午後、島根県の丸山達也知事と松江市の上定昭仁市長に対し、再稼働への同意を要請した。
 適合は十原発十七基目。事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉としては四原発五基目となる。全国で唯一、県庁所在地にある原発で、事故時の住民避難が課題だ。
 同意を求められた丸山知事は「政府から安全性や再稼働の必要性、避難対策について十分な説明をもらう」と述べ、県議会や専門家らの意見を聞いた上で総合的に判断するとした。
 中国電は再稼働に向け、本年度内の安全対策工事完了を目指す。再稼働には、原発が立地する島根県と松江市の同意を得る必要があり、時期は未定。
 会合では、五人の委員全員が審査書の決定に賛成した。

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