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続く挑発、軍拡競争懸念 北朝鮮、弾道ミサイル

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 05時01分更新)
北朝鮮の金正恩総書記(中)=9日、平壌で(朝鮮中央通信・共同)

北朝鮮の金正恩総書記(中)=9日、平壌で(朝鮮中央通信・共同)

 北朝鮮が十一〜十二日の巡航ミサイル発射実験に次ぎ、十五日昼すぎ、弾道ミサイル二発を発射した。兵器開発にまい進する金正恩(キムジョンウン)体制。日米韓高官協議と中韓外相会談直後の挑発で、国際社会の手詰まり感が募る。非核化交渉停滞の中、韓国も同日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射。東アジアの軍拡競争に歯止めが効かなくなる懸念は強い。
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 「一万五千キロの射程で核搭載ミサイルの命中率を向上させる」。金正恩朝鮮労働党総書記は一月の党大会で次々と課題を打ち出していた。極超音速滑空飛行弾頭、固体燃料の大陸間弾道ミサイル(ICBM)、原子力潜水艦や軍事偵察衛星。「あれもこれもと多様に」(外交筋)並べ立てた。
 党大会では「国防科学発展および兵器システム開発五カ年計画」を策定。金正恩氏が連ねた目標は、計画に基づいて実際に研究を進めている可能性が高い。
 十一〜十二日に新型長距離巡航ミサイル発射実験を行った北朝鮮の発表は、日米韓高官が東京で協議する前日の十三日早朝。巡航ミサイルは北朝鮮領空内を8の字形に飛び、目標に命中した。十五日の弾道ミサイルは中韓外相の正式会談終了直後。核攻撃能力が向上し続け...

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