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バイオ燃料、普及へ奔走 高島・橋本燃料

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 08時05分更新)
導入したBDF精製装置を説明する橋本さん=高島市今津町今津で

導入したBDF精製装置を説明する橋本さん=高島市今津町今津で

  • 導入したBDF精製装置を説明する橋本さん=高島市今津町今津で
  • 廃食油(右)から精製した高純度BDF=高島市今津町今津で
 二酸化炭素(CO2)の排出量削減につながるバイオディーゼル燃料(BDF)を、高島市今津町今津の橋本燃料が二〇一八年に導入し、実用化に向けて普及に取り組む。専務取締役の橋本翔太さん(30)は「BDFを生産すれば『まちなか油田』になる。ローカルなエネルギーの有用性を広めたい」と意気込む。
 BDFの原料は、天ぷら油など植物由来の廃食油。製造過程での排出を除けば、燃やしてもCO2は理論上増えない。環境に優しいエネルギーといえる。軽油の代替エネルギーとして長年期待されながら、全国的な実用化に至っていない。国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の理念に当てはまることから、実用化に向け、機運を盛り上げる動きもある。
 県内では油藤商事(豊郷町)が、BDF生産の先駆けとして知られる。〇二年から廃食油を回収し、精製までを手掛ける。橋本さんは油藤商事の青山裕史専務取締役から技術指導を受けて導入した。
 きっかけは一七年に高島市内で開かれた、青山さんの講演会。橋本さんは「ガソリンスタンドをエコロジーステーションと考えて、事業として生き残ろうとする視点や、BDFの将来性に気付いた」と話す。
 事業として成立...

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