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江戸期の箱や料理レプリカ紹介 小浜、弁当の歴史たどる企画展

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 08時06分更新)
弁当の歴史をたどる企画展示=小浜市の御食国若狭おばま食文化館で

弁当の歴史をたどる企画展示=小浜市の御食国若狭おばま食文化館で

  • 弁当の歴史をたどる企画展示=小浜市の御食国若狭おばま食文化館で
  • 江戸時代の料理を再現したレプリカ=小浜市の御食国若狭おばま食文化館で
  • 通気性を重視したタイの弁当箱=小浜市の御食国若狭おばま食文化館で
 日本などアジアの弁当の歴史をたどる企画展「弁当の世界」が小浜市の御食国若狭おばま食文化館で開かれている。同市料理顧問で伝承料理研究家の奥村彪生さんから寄贈を受けた江戸時代の弁当箱や料理のレプリカなど三十七点を中心に資料約百点を並べ、小さな器に食文化や心遣いを詰め込んだ「玉手箱」の歩みを伝えている。二〇二二年八月二日まで。
 「弁当」という言葉は室町時代に中国から伝わり、表記が「便当」から書き換えられたとされる。冷めてもおいしい米飯や和食のおかずと相性がよく、庶民らの暮らしが豊かになった江戸時代に花見や旅行、芝居見物など行楽の食事として発展した。持ち運びに便利で、多彩な料理をコンパクトに収納できるさまざまな形の弁当箱が作られた。
 展示では、弥生時代の出土品である炭化した米の塊から現代のキャラ弁までを年表にまとめ、食事風景の絵図や写真といった資料を掲示。幕の内弁当のルーツや駅弁の流行期を示した。
 江戸時代の漆塗りなど、形態に工夫を凝らし、遊び心の感じられる各種弁当箱の貴重な現物を並べ、中に料理のレプリカを配置した。行楽や職場、学校などで当時の人たちがどんな弁当を食べていたのか知ることができ...

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