本文へ移動

<ブラボーふくい!> 永平寺町 羽二重餅の古里

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 08時31分更新)
羽二重餅を手作業で箱詰めする従業員=永平寺町松岡吉野の羽二重餅の古里で

羽二重餅を手作業で箱詰めする従業員=永平寺町松岡吉野の羽二重餅の古里で

  • 羽二重餅を手作業で箱詰めする従業員=永平寺町松岡吉野の羽二重餅の古里で
  • 大釜で練り上げられる羽二重餅=永平寺町松岡吉野の羽二重餅の古里で
  • 新しい看板商品「生羽二重餅」=永平寺町松岡吉野の羽二重餅の古里で
  • 前田恭兵さん
 「羽二重風呂敷、マエダセイカです♪」。福井の人なら、和服姿の外国人女性が登場するテレビCMをご存じのはず。マエダセイカの工場兼直売所「羽二重餅の古里」は永平寺町松岡吉野にある。大釜で練り上げる羽二重餅は、真珠のような光沢。工場は福井銘菓の甘い匂いに包まれている。
 マエダセイカは一九五四(昭和二十九)年、現会長・前田實さん(85)が創業した。出発は煎餅屋だが、今や羽二重餅メーカーの代表格だ。看板商品の一つが、十個の羽二重餅を淡い色合いの不織布で包んだ「羽二重風呂敷」。味はきな粉、甘く煮た小豆入りの大納言など五種類に増えた。
 羽二重餅の古里は一九九三(平成五)年にオープンした。機械化された工程もあるが、手作業も多い。ベルトコンベヤーで運ばれる一口大の羽二重餅を、スタッフが手際良く箱詰めしていく。羽二重風呂敷は、ベテランの女性陣が一つ一つ真心を込めて包む。結び目を美しく整えるまで、一つ十五秒ほどの神業だ。
 新しいヒット商品として「生羽二重餅」も誕生した。羽二重餅は、餅粉と糖蜜を大釜でじっくり練って作る。八〇度で一時間、火を消してまた一時間。絹のような舌触りに仕上がる。この出来たてのおいしさ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報