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安曇野キャビア、ブランド化を ワサビ農園がチョウザメ養殖

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 08時58分更新)
いけすからすくい上げたチョウザメを手にする望月さん=安曇野市穂高で

いけすからすくい上げたチョウザメを手にする望月さん=安曇野市穂高で

 安曇野市穂高のワサビ生産・加工販売「藤屋わさび農園」が、チョウザメの養殖に乗り出した。ワサビ栽培に使う湧水で飼育し、将来的に卵で高級食材キャビアの生産を目指す。望月啓市専務(29)は「安曇野キャビアを新たにブランドにしたい」と意気込む。
 町おこしでチョウザメの養殖に取り組む豊丘村の現場を見学して発案した。市内では湧水を使ったワサビ栽培のほか、信州サーモンや信州大王イワナなど淡水魚の養殖が盛ん。望月さんは同市穂高のニジマス業者から二百平方メートルの飼育用の池を借り、六月から養殖を始めた。
 まずは成魚四十匹を二カ月間育てた。白身を味わってみると「湧水で常に水が入れ替わるので淡水魚の臭みもまったくなく、脂がのってフグみたいな味」。ワサビの取引先のシェフにも食べてもらい、好評価を得たという。
 手応えをつかんだ望月さんは、八月末に稚魚五百匹を購入し、来年六月には稚魚二千匹を新たに追加する計画。稚魚は三年ほどで身が食べられるようになり、六〜七年で卵を宿すという。
 今後、販路開拓などを進める予定。望月さんは「身がおいしいから、キャビアも間違いなくおいしい。安曇野キャビアが新しいブランド品になれば」...

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