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笑福亭仁智、トリで登場 大須演芸場、10月から定席再開

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 05時00分更新)
10月に再開する大須演芸場の定席でトリを務める笑福亭仁智

10月に再開する大須演芸場の定席でトリを務める笑福亭仁智

 月初めの定席寄席を七月から休演している大須演芸場(名古屋市中区)が十月一日から定席を再開する。その一〜三日にトリを務めるのが上方落語協会会長の笑福亭仁智。上方落語の普及に取り組む仁智の一席は、大須の“復活ののろし”にふさわしい番組になりそうだ。
 同協会は全国進出を狙って、昨春から東京で独自の定期公演を始めるはずだった。コロナ禍で中止になったものの、それに先駆けて一昨年秋、関西を飛び出して本格的な寄席興行を仕掛けたのが大須だった。「芸どころ名古屋と言われるくらいだから、名古屋で成功すれば(協会としても)自信になる」と語る。
 おなじみのフレーズに加えて仁智は、お金を出す以上は少しも楽しみを逃すまいとする傾向を名古屋人に見いだす。「有名な人だけ見て帰るようなお客さんが多い地方もある中、名古屋は若手もベテランも平等にしっかり見てくれる」と断言。噺(はなし)家が客の厳しい目にさらされながら切磋琢磨(せっさたくま)し、芸を向上させていくのに良い土壌が、名古屋にはあるという。
 上方落語の普及にこだわるのは、八月に亡くなった師匠・笑福亭仁鶴の影響が大きい。劇場を基礎にしながらテレビやラジオでスターと...

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