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<18歳成人 マネー学園 “課外授業”> キャッシュレス なぜ使いすぎる?

2021年9月16日 05時00分 (9月16日 05時00分更新)
神戸学院大の秋山学教授

神戸学院大の秋山学教授

  • 神戸学院大の秋山学教授
 現金と比べ、使いすぎが起きやすいとされるキャッシュレス。「マネー学園」クレジットカード編の学習の仕上げとして、心理学の分野から消費者の行動を研究している神戸学院大教授の秋山学さん(55)に、キャッシュレスで買い物をするときの心のメカニズムや注意点を聞きました。 (聞き手・まねお、編集・河郷丈史)
 −なぜキャッシュレスはお金を使いすぎてしまうのですか?
 キャッシュレスはお金を使ったという実感がなく、いくら払ったのかを覚えにくいという特性があります。
 現金で支払うとき、私たちは財布を開け、小銭やお札を数えて取り出すという作業をします。その中で「一万円ある」とか「千円しかないな」とか感じますし、お釣りを計算して、小銭やお札の組み合わせも考えます。お金を使った実感はこれらの作業から生まれ、心理的な「痛み」も感じます。

支払額あいまいに

 キャッシュレスの場合も、支払額をちらっと見たり、カードを端末にかざしたりといった作業はありますが、現金払いの作業よりも記憶のレベルが低い。ある海外の研究で、買い物をした人に支払額を聞いたところ、現金で払った人よりも、クレジットカードで払った人の方が額を覚えていな...

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