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【高校野球】天理の監督と部長を厳重注意 阪神が達孝太のプロ志望届提出前に面談した問題で

2021年9月15日 19時31分

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達孝太

達孝太

 今秋ドラフトの上位候補に挙がる天理高(奈良)の達孝太投手(3年)と阪神スカウトが、同投手がプロ野球志望届を提出する前に面談したことを受け、日本高校野球連盟(八田英二会長)は定例の審議委員会を15日に開き、同校野球部監督と野球部長に対して厳重注意措置の指導をすると発表した。また、同校には再発防止への改善計画書の提出を求めた。
 問題は、監督と部長の認識不足から起こったという。プロスカウトとの面談が許可されるのは、プロ野球志望届を、所属する都道府県高野連へ提出した翌日からと定められている。その「高等学校野球部員のプロ野球団との関係についての規定」違反だった。今回、天理高の監督と部長は日本高野連の調査に「プロ野球志望届を提出する予定であれば、面談は可能であると認識していた」と話しているという。
 今回の経緯は以下の通りで、今年8月31日、天理高へ視察に訪れた阪神スカウトから達投手の進路調査書を受け取った監督が、そのスカウトと面談する日程を調整し、9月7日に達投手と阪神スカウトが面談した。15分ほど、あいさつ程度の話だったという。この時点で達投手はプロ野球志望届を提出していなかった。達投手が日本高野連の公式ホームページのその一覧表に記載されたのは10日だった。
 尾上良宏日本高野連理事・審議委員長(67)はこの日午後6時から開いたオンライン記者会見で、監督と部長については「規則を順守する義務を負い、その実現を目指すことが大前提で、その義務を果たしていない」と指摘。達投手については「監督・部長の進路指導にのっとって行動したのみと判断し、責任を問うことはしないと判断した」と説明した。
 日本高野連は同様の事案の再発防止に向け、各都道府県高野連を通じて全加盟校に対して「高等学校野球部員のプロ野球団との関係についての規定」を改めて送付、周知徹底を図る。

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