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【トライアル】41歳元世界王者『フジガス』藤波貴久、今季限りでの引退表明「キャリアに幕を閉じる時が来た」

2021年9月15日 18時46分

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トライアル世界選手権を戦ってきた藤波貴久(ホンダ提供)

トライアル世界選手権を戦ってきた藤波貴久(ホンダ提供)

 ホンダは15日、2004年にオートバイのトライアル世界選手権で日本人初のチャンピオンとなった藤波貴久(41)=レプソル・ホンダ=が今季限りで現役を引退すると発表した。18日に行われる次の最終戦ポルトガル大会が最後の大会となる。
 藤波は三重県出身。自転車トライアルなどを経て93年に13歳で全日本トライアル選手権に参戦し、95年には最年少の15歳で全日本タイトルを獲得。96年から世界選手権に参戦し、97年のドイツ大会では史上最年少の17歳237日で初優勝を果たした。
 99年から2003年まで5年連続で世界選手権ランキング2位となり、04年には日本人初となる世界チャンピオンに獲得。今季は開幕戦イタリア大会の2日目に、自身5年ぶりの優勝を41歳151日の最年長優勝記録で飾った。参戦26年も最長記録で、次のポルトガル大会で自身が持つ歴代最多参戦記録を通算355戦に塗り替えることになる。
 通算勝利も歴代5位の34勝。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年、今年とツインリンクもてぎで予定されていた日本大会は中止となり、ラストイヤーでの雄姿を日本のファンに見せることができなかったが、アクセル全開で攻め続けることから呼ばれるようになった「フジガス」の愛称通り、長年にわたって熱いライディングを披露し続けた。
 藤波は「26年間、トライアル世界選手権で戦い続け、今こそキャリアに幕を閉じる時が来たと確信しています。長きにわたり応援してくださった人たちのおかげで、トライアルのプロとして戦うことができ、25年以上にわたって想像を超える戦績を残すことができました」とホンダを通じてコメントした。
 トライアルとは自然や人為的な障害物を乗り越え、足を地面につけることなく走りきる競技。

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