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野手一本に絞ったばかりの男が「人生で初」1試合2発!!しかもサヨナラ弾【都市対抗・東海地区2次予選】

2021年9月15日 17時46分

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サヨナラソロを放つジェイプロジェクトの松本綾太捕手

サヨナラソロを放つジェイプロジェクトの松本綾太捕手

◇ジェイプロジェクト、松本綾太捕手の活躍で劇的勝利
 社会人野球の都市対抗大会(11月28日開幕・東京ドーム)への出場権を争う東海地区2次予選が15日、愛知県の岡崎市民球場で開幕し、ジェイプロジェクト(名古屋市)が松本綾太捕手(23)のサヨナラ本塁打で王子(春日井市)に2―1で逆転勝ちした。東海理化(豊川市)は三重高虎B・C(津市)に8―0で大勝。15チームが敗者復活方式の変則トーナメントで対戦し、代表6チームを決める。
   ◇   ◇
 野手一本に絞ったばかりの男が試合を決めた。7回の価値ある同点弾に続き、1―1の9回2死では2打席連続本塁打となるサヨナラ弾を放ったジェイプロジェクトの松本。「人生で初めて」という1試合2本塁打でチームを劇的な逆転勝ちに導いた。
 7回。王子の先発・近藤が投じた内角への速球を完璧に捉えた。「決めたボールを打とうとチームで話し合っていた。自分は内角を打ち切ろうと決めていた」。9回は甘く入った直球を振り抜いた。高々と上がった打球が左翼スタンドへ吸い込まれた。
 身長184センチの体全体を使ったダイナミックなスイングが持ち味。前橋育英高時代には背番号10の控え投手で高校通算本塁打は「3本ぐらい」だった。投手としての限界を感じ、昨秋から野手に専念した。
 試合前には、辻本弘樹監督(51)から「塁にとどまってても邪魔だから歩いて帰ってこいよ」とハッパをかけられた。「『普段から本塁打か三振がおまえの持ち味だ』と言われているので…。足は速くないので本塁打を打ててよかったです」とほほ笑んだ。
 高卒6年目の23歳。幼いころからあこがれていたプロの世界を、今は野手として目指す。「チームが都市対抗の本戦に出場するのが一番。自分の役割を果たしていく中で近づいていければ」。野手としての自信を深める2本塁打でもあった。

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