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「私ものび太だった」新種恐竜「ノビタイ」命名 中国地質大・ケイ立達准教授

2021年9月15日 16時00分 (9月15日 16時55分更新)
「エウブロンテス・ノビタイ」の想像図=古生物画家の張宗達氏が制作、提供

「エウブロンテス・ノビタイ」の想像図=古生物画家の張宗達氏が制作、提供

  • 「エウブロンテス・ノビタイ」の想像図=古生物画家の張宗達氏が制作、提供
  • 2020年8月、中国四川省で見つかった新種の恐竜の足跡化石。「エウブロンテス・ノビタイ」と命名された=ケイ立達准教授提供
  • 北京で8月、新種の恐竜に「ノビタイ」と命名した理由について語るケイ立達准教授=坪井千隼撮影
  • てんとう虫コミックスアニメ版「映画ドラえもん のび太の新恐竜」から=(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
中国で昨年発見された恐竜の足跡化石が新種と判明し、藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の登場人物「のび太」にちなみ「エウブロンテス・ノビタイ」と名付けられた。命名者のケイ立達(けいりつたつ)・中国地質大准教授(39)(ケイは形のつくりがおおざと)は映画の中で、のび太が恐竜に自分の名前を付ける場面があったことから、「彼の願いを現実の世界でかなえたいと思った」と理由を語った。 (北京・坪井千隼)

「のび太の思い 実現したかった」

 ケイさんら研究チームは今年七月、新種の恐竜発見について研究成果を論文にまとめ発表。映画「ドラえもん のび太の新恐竜」(二〇二〇年公開)で、のび太が恐竜に「ノビサウルス」と名付けるシーンがあったことから、「のび太」にラテン語で人名を示す「イ」を付け、「ノビタイ」と命名した。
 「のび太やドラえもんの冒険は、私にとって宝石のような存在。私は幼いころ、のび太のような子どもだった。昔の自分がのび太に重なって思えたことも、名前を決めるきっかけになった」。八月中旬、北京で本紙のインタビューに応じたケイさんは、子ども時代を懐かしむように語った。
 ケイさんが小学生だった一九九...

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