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「信じてよかった」 東京五輪陸上女子寺田選手の夫 出産後も競技 志共有

2021年9月15日 16時00分 (9月15日 16時00分更新)
夫の佐藤峻一さん、長女の果緒さんと笑顔で写真に納まる陸上女子100メートル障害の寺田明日香選手=4月(家族提供)

夫の佐藤峻一さん、長女の果緒さんと笑顔で写真に納まる陸上女子100メートル障害の寺田明日香選手=4月(家族提供)

 東京五輪の陸上女子100メートル障害で、一児の母として競技を続ける寺田明日香選手(31)=ジャパンクリエイト=が日本勢21年ぶりの準決勝に進出した。レースでは「近くで応援してくれるいろんな人たちの顔が浮かんだ」という。出産を経て奮闘する選手が増えつつあるスポーツ界。育児との両立には周囲の手厚い協力が欠かせないのが現状だ。
 寺田選手を全面的に支えたのは「家族が原因でオリンピックを諦めるのは絶対に嫌だった」という夫の佐藤峻一さん(38)。支援のためもあって2017年に脱サラした。スポーツビジネスの会社を経営しながら娘の果緒さん(7)の学校や習い事の送り迎えをし、家事を分担してきた。
 交際を始めたのは寺田選手が日本選手権を3連覇した10年。しかし疲労骨折や摂食障害が重なって低迷し、13年に競技を離れた。落ち込む彼女にラグビー転向を勧めて号泣されたことも。開催が決まった東京五輪は「スタンドから家族で見よう」と夫婦で話していた。
 ところが14年に出産すると、ラグビー7人制挑戦を経て陸上界へ戻った。充実した心身と質にこだわった練習がかみ合い、日本記録を塗り替えるほどに成長。目に見える結果で“内助...

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