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土砂崩れ現場に大型土のう 白山市が広瀬町の山林に設置

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 10時26分更新)
土砂崩れの現場に設置されたフレコンバッグの壁。奥に崩落した土砂が堆積している=白山市広瀬町で

土砂崩れの現場に設置されたフレコンバッグの壁。奥に崩落した土砂が堆積している=白山市広瀬町で


 五月の大雨により白山市広瀬町の山林で起きた大規模な土砂崩れで、市は十四日、土砂などから流れ出る泥水の拡大を防ぐ大型土のうを現場に設置した。本格的な台風シーズンを目前に控えており、今週末までに作業を終える。
 現場には、斜面から崩れ落ちた土砂が積み重なり、なぎ倒された太い木々や大小の岩が転がっている。雨が降るたびに、流れ出た泥水が周囲の田畑に流入している。実りを迎えた稲穂にも乾いた泥が付着していた。
 作業は、土を詰めた「フレコンバッグ」をショベルカーでつり下げて積み重ね、土砂の周囲に高さ約一メートルの壁を造った。送電線の鉄塔に近い場所は壁の高さを二倍にして頑丈にした。
 現場は、白山比咩(しらやまひめ)神社(同市三宮町)から直線で南に約二キロ離れた田園地帯。市によると、同市内では五月十七日に大雨が降り、三日後の二十日午後二時半ごろ、山頂(標高三七五メートル)付近から山肌が幅約五十メートル、高さ約二百五十メートルにわたって崩れ落ちた。流出した土砂は約二万立方メートルに及ぶとみられる。 (吉田拓海)

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