本文へ移動

新型コロナ カクテル療法 県内197人に 県「重症化予防に効果」 

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 09時53分更新)

 新型コロナウイルス感染症の重症化を抑える「抗体カクテル療法」について、県は十四日、十三日までに県内十六の医療機関で百九十七人に実施されたと明らかにした。これまでに薬の投与後、酸素吸入が必要な中等症や、重症になった患者はいないという。 (浅井貴司)
 県議会一般質問で、辻一憲議員(民主・みらい)の質問に窪田裕行健康福祉部長が答え、「重症化予防に十分な効果がある」との見方を示した。
 抗体カクテル療法は、厚生労働省が七月に特例承認した二種類の薬を混ぜて点滴投与する治療法。肥満や五十歳以上など、重症化のリスクがある軽症、中等症患者が対象となる。
 県内では新型コロナの患者を受け入れる全二十三の医療機関で、投与の準備が整っている。国は投与後に十分な健康観察ができることなどを条件に外来患者への投与も認めているが、県は重症化リスクのある患者は全員入院させている。
 薬は厚労省を通じて配分されており、県内への供給は安定しているという。県は、感染者が急増して既存の医療機関の病床が足りなくなった時に福井市内の体育館に設置して使う最大百床の臨時病床でも、カクテル療法が行えるように準備を進めている。

関連キーワード

PR情報

福井発の新着

記事一覧