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アユ巻き返すぞ 岐阜・長良川中央管内

2021年9月15日 05時00分

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当日のアユ釣果を手に筆者

当日のアユ釣果を手に筆者

  • 当日のアユ釣果を手に筆者
  • 当日最大の22センチのアユ
  • 最初に入った御手洗の瀬上流の風景

 今季はアユ解禁当初からイマイチの状況が続いている岐阜県美濃市の長良川(長良川中央漁協管内)。8月の長雨で水況が悪く、悪循環を繰り返した。とはいえ、中部地方では10月の遅くまで釣りができる貴重な河川でもあり、後半戦の巻き返しを多くのファンは望んでいる。現状を確認しようと5日に竿を出してきた。 (中日釣ペン・餌取春義)
 豪雨、長雨、猛暑を経て9月に入ると、秋の気配すら感じるようになってきた。釣行した5日は増水後で水況が悪く、30〜40センチ高。アカも流されて全体的に白川状態だった。この状況で判断するのは難しく、確かな答えは得られないかもしれないが、とりあえず川へ出かけた。
 美濃市横越の「矢島おとり店」で情報収集。矢島勇雄店主(78)は「シーズン初期から状態の良い時は少なかったが、網では良型が捕れていた」という。今日の水況だと普通なら竿を出さないところだが、矢島店主お勧めの御手洗の瀬上流左岸へ向かった。
 川の中央は白いが、左岸スジは残りアカが付いている。午前10時半に開始。ポイントを丁寧に探っていくが反応は全くない。釣り下ると、流れの変化のあるポイントでようやく掛かった。20センチの真っ黄色のアユだ。「いたね〜」。実に1時間費やした。
 その後も30分を要して2匹目。それからその周りでポツポツ掛かりだした。型は20センチが主体。しかも黄色いアユばかり。状況も考慮すると、アユが釣れたことが何よりうれしい。
 甲高いアタリで目印が吹っ飛び、縦横無尽に走り回る。すべて天然遡上(そじょう)アユと思われる。最大で22センチ。オトリにならない小型も掛かるが、このサイズなら十分だ。
 川の中央の白い箇所も色の濃い石には新アカが付いている。狙ってみたが掛からない。やはり左岸スジのみだ。一通り釣ってしまうと、釣り返しが利かない。さらに釣り下るには深場が点在していて無理。ここは細心の注意を払いたい。午後2時半までに16匹をカウントした。
 遅い昼休憩後は御手洗の瀬の左岸中央部に車移動。ここは流れが絞り込んで激流となっている。3時半、岸寄りのへチの残りアカを狙う。小型だが何とか掛かった。釣り下りながら川の状態を確認する。
 下に行けば行くほど川幅は開け、流れも緩やかに。御手洗の瀬下流部はしっかりと残りアカもあり、川の中央部分も新アカが付いているようだ。アユも飛び跳ねているので数的にも多い印象。対岸に1人釣り人の姿が。見ていると良型アユを連発していた。
 よく見ると仲間の亀山誠さん(59)だった。ちょうど対面の道路沿いにあるイタリアン料理「プント・ミーノ」のマスターだ。いつも仕事の合間に釣りをしている。亀山さんに状況を聞くのが手っ取り早い。
 水が出る前は25センチ級などデカいのが釣れていたという。「条件の良い時は数も釣れたが、幾度の出水には悩まされた。アユはいるからこれから良くなるよ」と教えてくれた。私はこの場所で6匹追加した。
 もう少し早くここへ移動していれば、数は稼げたと思うほどアユの数はたくさんいた。6時に終了すると、釣果はトータル22匹。サイズは小さいのもいたが、平均20〜22センチ。この状況での釣果にホッと一安心。水況が落ち着いて流芯にもアカがしっかり着けば、状況は整うはずだ。後半戦の長良川中央。さあ、巻き返しだ。

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