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<球心> 1点へ執念 京田ダイブ 反撃ムード断つ好走で大勝呼ぶ

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 05時01分更新)
中日−広島 5回裏1死二塁、大島の中前打で二走京田が生還

中日−広島 5回裏1死二塁、大島の中前打で二走京田が生還

 迷うことなく最短距離で三塁を回った京田が、頭から本塁に滑り込む。捕手のタッチをかいくぐりながら左手でベースを触った。五回1死二塁から大島の中前打で生還。リプレー検証でも判定が覆ることはなかった。
 相手の反撃ムードをそぐ決定的な3点目。白い歯をのぞかせながらベンチで祝福を受ける。「かっこ悪い。荒木さん(内野守備走塁コーチ)みたいに飛びたかった」。思い描いていた宙を舞うような本塁突入のイメージとは違ったが、積極的な走塁が今の好調ぶりを象徴していた。
 一回、先頭の第1打席で左前打を放ち、新人の2017年に打ち立てた自己最長記録に並ぶ13試合連続安打。その後も止まらない。三回は左前打、五回は右前打、九回は1死満塁から右前適時打で、自身2年ぶりの1試合4安打と快音を響かせた。
 9月は月間打率4割1分7厘と急上昇。要因を尋ねても「本当に分からない」と誰よりも驚いた様子だが、意識しているのは「バットを短く持つことを変えず、追い込まれてからも1球でも多く投げさせようと思っている」という泥くささ。今季は1カ月近く2軍で汗を流し、昇格後も福留ら先輩選手に助言を求めて試行錯誤する姿勢が実りつつある。「言葉...

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