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楽天・早川、プレッシャーが原動力 「そういうのをはねのける精神面も大事」 8回途中100球の力投で8勝目

2021年9月14日 23時08分

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楽天・早川

楽天・早川

◇14日 楽天4―1オリックス(楽天生命パーク宮城)
 長い苦境から脱するために、あえて自らに重圧をかけた。「順位もかかり、優勝の可能性もあるからこそ負けられない。初回から飛ばして強い気持ちで攻められた」。楽天のドラフト1位左腕、早川隆久投手(23)が、6月6日の広島戦(マツダ)以来の白星となる8勝目をつかみ取った。
 試合前から「プレッシャー」という言葉を何度も口にして、気持ちを高ぶらせていた。「本当は自分にプレッシャーをかけたくない。けれど、こういう勝負の世界にいれば、そういうのをはねのける精神面も大事だから」。2位・オリックスとの順位の入れ替えが懸かり、その先の優勝争いも見据えれば大事な今カード。腕を強く振り、3回までは走者を出さない完璧な立ち上がりだった。
 制球を乱して失点することが多かった鬼門の6回、2死から連打を浴びた。この時に打球が右足甲に当たるアクシデントにも見舞われ、一、三塁のピンチを迎えたが平常心を常に意識。4番・T―岡田を低めの直球で中飛に仕留めた。
 8回2死三塁から不運もあって1点を失った直後に降板したが、100球を投げて被安打5、6奪三振。チームの連敗を3で止めた力投に、石井監督も「自分にプレッシャーをかけてマウンドに登り、気持ちで引くことなく、いい投球ができた。今の彼は成長している段階で、完成度を求めるより、僕も一緒に成長していきたい」。殻を破った23歳に、ほおを緩ませた。

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