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中日・京田「こんなに打っているのが初めて」4打数4安打大暴れ! 今季初5連勝の立役者

2021年9月15日 06時00分

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5回、大島の中前適時打で生還する中日・京田

5回、大島の中前適時打で生還する中日・京田

◇14日 中日10―1広島(バンテリンドームナゴヤ)
 中日は14日、バンテリンドームナゴヤで行われた広島戦に10―1で大勝し、今季初の5連勝を飾った。1番の京田陽太内野手(27)が4安打1死球で全打席に出塁し、4得点と打線をけん引。途中出場の堂上直倫内野手(32)は2打席連続適時打で5打点を挙げた。木下拓哉捕手(29)、福留孝介外野手(44)、大島洋平外野手(35)も貴重な適時打。8月までの貧打がうそのように各打者が好調だ。
 ◇  ◇  ◇
 京田が4安打4得点と大暴れし、今季初の5連勝に大きく貢献した。9月は48打数20安打、月間打率4割1分7厘とフィーバー状態。要因については「こんなに打っているのが初めてなので、ちょっと分からないです…」と困惑した表情を浮かべた。
 好調の根拠は説明できなくとも、小さな変化はある。打撃フォームを気にし過ぎない。バットを短く持ち、追い込まれてもファウルで粘る。淡泊な打席を減らしたかった。5月下旬にはプロ5年目で初の2軍落ちを経験。必死に食らい付く姿勢が結果に結び付いているのだろう。
 初回、森下のチェンジアップを左翼線へ運び「京田劇場」が幕開け。3回にも左前打、5回には右前打を放ち、二進後に大島の中前打で、ホームへヘッドスライディング。8回は1死満塁から痛烈な右前適時打で、2019年9月21日のヤクルト戦(神宮)以来の1試合4安打。6回の死球を合わせ、全5打席で出塁した。
 チームの先頭に立つ覚悟は言動に表れる。12日の本拠地のヤクルト戦で初スタメンを果たした高卒ルーキーの土田には試合後、厳しい言葉を投げかけた。2失策のドラフト3位が他選手らから優しく励まされている中で、あえて厳しく声をかけた。
 「僕も苦い思いはしてきた。内容は伏せますが、これからドラゴンズを引っ張っていかないといけない存在なので」。ぬるま湯が許せなかったし、土田にとって何が必要かを考えて行動した。
 勢いある背番号1に引っ張られるように打線は好調だ。8月まで2割3分8厘だったチーム打率が、9月は2割8分7厘と急上昇。昨年10月中旬の7連勝以来となる5連勝を決めた。
 打線を先頭で引っ張る選手会長について、与田監督は「動きに安心感が出てきた。空振りしても、見逃しても、次にやってくれるんじゃないかなという体の動きがありますね」と期待感を示した。京田はお立ち台で誓う。「残り試合は少ないですが一試合一試合、頑張ります」。残り30試合。3位・巨人とは8ゲーム差。クライマックスシリーズ(CS)を語るのはおこがましい。ただただ、一つでも多く白星をつかみたい。

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