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民間救急 感染者急増で奔走 県委託・四日市の湯前さん「患者さんの安全が一番」

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 05時00分更新)
コロナ患者に使う医療用酸素などの器具を確認する湯前さん=四日市市で

コロナ患者に使う医療用酸素などの器具を確認する湯前さん=四日市市で

  • コロナ患者に使う医療用酸素などの器具を確認する湯前さん=四日市市で
  • 患者の搬送に使う車両=四日市市で
 県内の新型コロナウイルス感染者の急増により、患者の搬送業務の需要も高まっている。救急車では対応できない医療機関から自宅への搬送や、中等症患者の入院搬送などを支えるのが、民間救急サービス事業者だ。四日市市の「民間救急 東海」が県から唯一委託を受け、連日県内各地を奔走している。 (片山さゆみ)

中等症患者→入院搬送 医療機関→自宅

 県内で民間救急の運用が始まったのは、感染第五波が広がり始めた八月。「民間救急 東海」代表で看護師資格を持つ湯前珠里さん(56)が、救急車と同様の医療器具を備えた車両に乗って出動する。患者をストレッチャーに乗せ、パルスオキシメーターで血中の酸素濃度を測りながら、必要に応じて酸素投与も行う。運転を除けば、作業は全て湯前さん一人でこなしている。
 救急車は法令上、救急業務として医療機関への搬送のみを担う。医療機関で陽性と判明したものの、入院まで至らなかった軽症−中等症患者は公共交通やタクシーを使えないため、市から要請を受けた民間救急が自宅や宿泊療養施設へ送り届けている。また、県の要請で、宿泊療養施設で症状が悪化した患者の入院搬送も行っている。
 昼夜問わずかかってくる電話...

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