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飯田・天竜下り 船頭転落事故から1週間 安全対策の改善急務

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 05時00分更新)
桜井さんを捜索する信南交通の船頭ら=飯田市の天竜川で

桜井さんを捜索する信南交通の船頭ら=飯田市の天竜川で

  • 桜井さんを捜索する信南交通の船頭ら=飯田市の天竜川で
  • 行方が分からない桜井さん(信南交通ホームページから)
 飯田市の天竜川で、客を乗せて運航中の「天竜舟下り」の船から船頭の桜井喜由さん(63)=同市=が川に転落、行方不明になってから十五日で一週間となった。運営する信南交通(同市)や飯田署などが捜索を続けるが、見つかっていない。同社は桜井さんが救命具を着けていたと説明するが、整備や使用方法が適切でなかった可能性があり、安全対策の改善が急がれる。 (長崎光希、飯塚大輝)

船頭桜井さんの捜索続く 救命具が整備不良の可能性も

 信南交通によると、船には船頭二人と客十一人が乗り、八日午後二時半に同市松尾新井の船着き場を出発。約六キロ下流に向かっていた。署によると、後部で舵(かじ)を取っていた桜井さんは、なんらかの理由でバランスを崩して転落したとみられる。
 同社の船頭が使用する救命具は膨張式のポーチ型で、ひもを引くか、水につかると、腰に着けたポーチから膨らんだ浮輪が飛び出す仕組み。操船に影響するなどの理由で、ベスト型の固型式救命具は乗客のみの着用だった。同社によると、転落後、桜井さんの救命具は作動しなかった可能性が高い。
 同様の膨張式救命具を作る国内メーカーによると、一部パーツは一年ごとに交換が必要で、古...

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