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途上国 水産資源管理学ぶ JICA北陸 オセアニアの国 ウェブ研修

2021年9月15日 05時00分 (9月15日 10時49分更新)
オンラインであった資源管理型漁業の研修開講式

オンラインであった資源管理型漁業の研修開講式

 国際協力機構(JICA)北陸(金沢市)は十四日、オセアニアの発展途上国を対象に、海洋資源を守る水産業の仕組みや技術を伝える研修を始めた。コロナ禍で来日が難しいため、研修は全てオンライン。五カ国の省庁に勤める男女六人が学び、それぞれの国の課題解決に向けた行動計画を十月下旬に発表する。
 各国をオンラインでつないで開講式があり、JICA北陸の中条典彦(よしひこ)所長代理が「持続可能な水産資源管理の計画づくりに役立ててください」とあいさつした。今回はマーシャル諸島、パラオ、トンガ、サモア、バヌアツの若手リーダーが参加する。研修は英語で進める。
 JICAによると、オセアニアの国々にとって漁業は重要な産業の一つで、日本への輸出品のうち魚介類が九割以上を占める国もある。サモアからの参加者の報告では、人口増加に伴う乱獲や、沿岸地域の開発による海洋資源への影響が課題となっている。
 今回の研修では富山県氷見市の定置網漁などを題材とする。氷見沖の定置網漁は網に入った魚の三割ほどしか漁獲できないのが特徴。四百年以上の伝統があり、今年二月には農林水産省の日本農業遺産に選ばれた。 (押川恵理子)

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