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冬場の平たんコースで大迫、設楽、井上らが高速レース展開…東京マラソン展望

2020年1月28日 20時36分

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設楽悠太

設楽悠太

 東京五輪男子代表の残り1枠を争う東京マラソン(3月1日、東京中日スポーツ後援)の招待選手が28日に発表され、日本記録(2時間5分50秒)を持つ大迫傑(28)=ナイキ、前日本記録保持者の設楽悠太(28)=ホンダ、2時間6分54秒の自己ベストを持つ井上大仁(27)=MHPS=の現役トップ3が名を連ねた。グランドチャンピオンシップ(MGC)を兼ねた東京マラソンとびわ湖毎日マラソンで、日本陸連の設定記録2時間5分49秒を上回った日本人最速選手は東京五輪男子代表に内定する。

本紙記者の「展望」

 海外勢は2時間3分58秒の大会記録、日本国内最高記録がターゲット。日本勢は2時間5分49秒の日本新記録、派遣設定記録がターゲットになる。大会主催者もその2通りのペースメーカーを用意することを示唆。世界レベルの高速レースと日本記録更新の歴史的瞬間を同時に味わえる可能性も十分だ。

 日本勢もMGC上位の2人を除く現時点でのトップクラスが順当にエントリー。MGCは順位が第一、しかも暑さの残る9月、終盤の上り坂と勝負最優先になるいくつもの要因があったが、東京マラソンは五輪代表入りへタイムを追うしかない状況。冬場の平たんなコースで大迫、設楽、井上らが駆け引き無用のつばぜり合いを繰り広げる展開はMGC以上に白熱するはず。先日の大阪国際女子マラソンが好例だ。

 鍵を握るのは設楽か。2017年の東京マラソンでは1時間1分55秒の超ハイペースで中間点を通過、MGCでも号砲と同時に飛び出し大逃げを打ったように、1人でも高速ラップを刻めるのが持ち味。五輪代表入りの意思がどうであれ、他の日本人にとっては逃げを許すにはリスクが大きすぎる存在だ。最後まで気の抜けない展開が高速レースを生み、代表を近づける。(陸上担当・川村庸介)

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