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[NFL]アキレス腱手術、解雇「耐えることも学んだ」 スーパーボウル制覇を狙う49ersの堅牢を支えるリチャード・シャーマンという男

2020年1月30日 21時58分

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シャーマン(AP)

シャーマン(AP)

 スーパーボウル(現地2月2日)で対戦するチーフス、49ersの両チームが29日、米フロリダ州マイアミで練習と会見を行った。49ersでリーダーシップを発揮するのはCBリチャード・シャーマン(31)だ。シーホークスの中心選手として2013、14年シーズンのスーパーボウルに出場し13年に頂点に立った男が、紆余(うよ)曲折を経て今、総喪失距離でNFC1位を誇る強力守備を率いる。
 「6年前との違い? いろいろある。結婚し、父親になった。解雇も経験し、耐えることも学んで成長したと思う」
 会見場で、シャーマンは静かにシーホークス時代を振り返った。かつては若く切り込み役のようだった選手は、リーダーとしてスーパーボウルの大舞台に戻ってきた。
 速さも技術もサイズも備えるが、最大の武器は読みの鋭さ。攻撃を読み切ってのビッグプレーが身上だ。13年にはNFL最多の8インターセプトも記録した。
 
 そんな男がまさかの解雇を経験したのは18年オフ。右アキレス腱(けん)を手術し7試合を欠場した影響だった。
 シ軍はサラリーキャップ対策として契約をリセットするためで、FAとして再契約したいとしていた。だが、エース格の復活を1年すら待たない人事に不信感を強めたシャーマンは移籍を選択。解雇翌日に完全復活を信じてオファーを出した49ers加入を決めた。
 そして、チームを一変させた。守備バックでも当たり強さを重視する練習など、頂点を極めた経験を若手たちに伝えていく。その結果、18年に4勝12敗、4季連続10敗以上のチームが今季13勝3敗と急上昇しここまでたどり着いたのだ。
 「若いチームに、彼のようにスーパーボウルを経験した選手がいることは本当に大きい」と、シャナハン監督。リーダーとなったシャーマンは、新たな立場で2つめのスーパーボウルリングに狙いを定めている。

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