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自然豊かな間瀬湖でヘラ釣り 長竿チョウチン両ダンゴで気分爽快!

2021年9月14日 05時00分

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雨の降りだしたタイミングには1キロクラスの大型も反応した

雨の降りだしたタイミングには1キロクラスの大型も反応した

 この夏なかなかやってみる機会がなかった長竿を使ったチョウチン両ダンゴの釣りを楽しみに、埼玉県本庄市の間瀬湖へ釣行。自然豊かなロケーションの中、元気のいいヘラたちを相手にウキのトップがズバっと消し込む豪快なアタリや小気味の良い引きを堪能。特に重視していなかった釣果の方も1時間当たり約10匹のペースで合計88匹をマーク、日頃のストレスもスカッと吹き飛ぶ気持ちの良い釣りができた。 (マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆スタート好釣!!深宙から美形ぞろい

 広々としたフィールドで思い切り振る爽快感、そして魚を掛けてからの引き味が魅力の長竿の釣り。今夏、挑戦するチャンスに恵まれなかったこの釣りをとにかくやってみたいと、9月6日、間瀬湖へ向かった。
 私の地元・埼玉県には多種多様な管理釣り場が存在するが、長竿の釣りが適した釣り場は、ほぼなく、釣行するには野釣り場が候補となる。中でもこの間瀬湖はボート、桟橋、陸っぱりとさまざまな釣り方が楽しめる好釣り場。何よりも景色の良さが抜群だ。
 取材当日は昼頃から雨予報で、桟橋からの釣りを選択。東屋の南側の桟橋に入り、背後の木の枝への仕掛け絡みなどのトラブルが少なそうな左から8席目の釣り座を選んだ。気温、水温がみるみる下がってきたこの時季は「秋はタナを釣れ」という言葉があるように、日によって変わるヘラの泳層を見極めて狙うのがセオリーだが、今回は別。長竿ならではの釣趣を満喫するのが目的なので、竿の長さは持参した中で最長となる25・5尺で固定、仕掛けのセッティングと餌を調整しながらチョウチン両ダンゴ釣りで一日通すつもりだ。
 釣り開始は5時40分。針はバラサ8号、ハリスは上55センチ、下70センチからスタート。仕掛けが沈む途中に邪魔されないよう、ウキは大きめの旭舟「赤太」八番をセットした。餌は芯残りのいい「カクシン」をベースに、エアー含みが良く針付け時の圧による調整が効く「凄麩」、粗めの粒子とさなぎで集魚効果を引き出す「コウテン」、沈下時の開きを抑えて硬めのタッチでもタナで膨らませることができる「GD」をブレンドしたもの。
 練り込みはしないがしっかりとかき回し、やや硬めのネバボソタッチに仕上げ、針にギュッと圧をかけて付ける。
 開始数投でサワリがあり、約10分で1匹目をゲット。その後30分で5匹を追加と、スタートは好調。普段攻められていないエリアの魚たちを相手にしているのか、釣れてくるヘラは、いずれも傷ひとつない美しい個体ばかり。型はそれほど大きくないが、元気がよく、手応えのある引きが味わえる。
 開始から1時間での釣果は9匹。良いペースで釣れているが、今回は数よりも釣り味が趣旨。アタリ返しを繰り返す中でトップが消し込むような豪快な決めアタリを出す釣りに持ち込んでいきたい。

◆餌のブレンド変更で連チャンヒット お次はハリス調整

 ナジんだウキのトップが戻し始めてから動きを出し、怪しいアタリを送りながら餌の芯が小さくなったところで食いアタリを出すという狙いどおりの展開ができていたが、7時すぎくらいからスレが増え、食うのをためらっているような様子。一時しのぎに手水を打って軟らかくしてみたりもしたが、水面下、宙層と二段階の魚群を突破するには厳しく、餌のブレンド変更に着手。「コウテン」を「バラケマッハ」に置き換えてみた。
 開きが良くなったのもあってか、1投目から食って離さないようなアタリでヒット。続いてナジミながら持っていく消し込みアタリ、連チャンヒットなど、続々と魚が掛かる。
 しばらく好調にウキが動いていたが、徐々に餌がタナに入りづらくなってきたので、ハリスを上50センチ、下65センチに詰めて対応した。その後もリャンコあり、連チャンありと、釣果を追加。降り始めた雨の影響もあってか上の方にいた群れがタナに入ってきたようで、型も良化してきた。
 10時の時点で釣果も50匹を数え、大体釣りは決まってきたようなので、もう少し早いリズムで釣ろうとハリスを上40センチ、下52センチまで詰めてみたが、これは失敗。逆にタナでの遊びを大きくとってみたらどうなるかと、上60センチ、下80センチに伸ばし、針を重めのリグル8号に変更してみた。
 すると一発で美しい魚体の良型がヒット。さらに何匹か追加した感覚では、短バリスよりもヒット率はいいが、もともとのセッティングとあまり変わらない感じだったので、針はバラサ8号に、ハリスの長さも振り込みやすさも考えて元の上55センチ、下70センチに戻した。
 昼すぎから、よりダイナミックな決めアタリを出す方向へと餌のブレンド量を少しいじったりしながら、コンスタントに釣果を追加。雨が降ったりやんだり、日が差したりと目まぐるしく変わる天候の中、雷鳴も聞こえてきたため、急いで納竿。14時半前までで合計88匹という釣果を手にすることができた。
 緑に囲まれた閑静な環境の中、ズバっと消し込む気持ちのいいアタリや元気な魚とのやりとりを満喫して気分も爽快。改めて長竿で楽しむチョウチン両ダンゴの釣りの魅力を体感する一日となった。

◆芯残りいい「カクシン」ベース やや硬めのネバボソタッチ

<釣行日の餌使い> 決まり餌のパターンは「カクシン」400cc、「凄麩」200cc、「バラケマッハ」300cc、「GD」100ccをブレンドし、水200ccを加えたもの。練り込むのではなく、100回ほどしっかりかき混ぜて仕上げる。
 ボソッ気がかなり強く、相当圧力をかけないとタナまで持たせられないくらいのタッチだが、タナで餌の芯が小さくなっていきながら、程よいところで食ってくるというような動きがウキに出た。

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