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7月以降、矢崎部品2工場で66人感染 掛川

2021年9月14日 05時00分 (9月14日 11時54分更新)
 裾野市に本部がある自動車部品大手の矢崎総業(東京)の県内の事業所で七月以降、百四十四人が新型コロナウイルスに感染していることが同社への取材などで分かった。このうち六十六人は掛川市にあるグループ会社・矢崎部品の大東、大浜の二工場で勤務する従業員だった。保健所がクラスター(感染者集団)に認定するか調査している。
 矢崎総業によると、グループ全体の国内従業員は約一万八千人。六月のグループ全体の感染者は九人だったが、七月は二十九人に急増。インド由来のデルタ株によって全国的に感染が拡大した八月は百五十四人に達した。
 矢崎総業は本紙の取材に「感染者が出れば逐一公表している」と回答。感染経路は明らかにしていない。
 同社はホームページで、感染対策として検温や消毒、マスク着用の徹底のほか、海外出張の禁止や国内出張の自粛、在宅勤務の推進などを掲げるが、グループ会社の関係者は「コロナ下でも普通に出社したり、県外に出張したりしたこともあった」と話している。
 県西部保健所(磐田市)はクラスターに認定していなかった理由について、「個々の感染者には対応しているが、聞き取る内容を絞っているので所属先までは把握できていなかった」と説明。「会社の産業医とも話をして、対応していきたい」と早急に調査する姿勢を示している。

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