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夢へ羽ばたけモスキート 愛知のASD中3が描く絵がバッグに

2021年9月13日 16時00分 (9月13日 16時00分更新)
真剣な表情で蚊のイラストを描く森駿介さん=愛知県安城市で

真剣な表情で蚊のイラストを描く森駿介さん=愛知県安城市で

  • 真剣な表情で蚊のイラストを描く森駿介さん=愛知県安城市で
  • 森さんの絵に感動し、バッグ作りを提案した清水明子さん=岐阜県各務原市で
 自閉症スペクトラム(ASD)の中学三年生森駿介さん(15)=愛知県安城市=が描いた「蚊」のキャラクターを、同じく自閉症の孫がいる縫製会社経営、清水明子さん(63)=岐阜県各務原市=がバッグの柄に採用して作品に仕立てた。才能にほれ込んだという。森さんの目標は漫画家やイラストレーターになること。「自分の絵を見た人が元気になってほしい」。夢に向かって一歩を踏み出し、目を輝かせている。
 九歳の時、昆虫図鑑で出合った「蚊」に魅せられた。空想を膨らませ、蚊のキャラクターを毎日のように描いてきた。その数、実に約五百種類。カムドラキュラ、カムザムライ、カムドリル…。理由は明かさないが、必ず「カム」を冠に付ける。「これは『カムボクサー』。結構強い性格」。自身のアーティスト名も「カム モスキート(蚊)」という徹底ぶりだ。
 三歳でASDと診断された森さん。母、喜恵(きみえ)さん(51)によると、絵や図を見て記憶する能力は高いが、会話は苦手という。絵を描くことが好きだったため、昨春から療育の一環で、安城市内の絵画教室に通うように。そこで清水さんの孫も絵を習っていたことから、縁が生まれた。
 「動きのあるすごい...

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