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中日・木下雄介さんは「肩痛むけど痛いのかゆいの言ってられない」同級生のDeNA今永が聞いた言葉

2021年9月12日 21時53分

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DeNA・今永

DeNA・今永

◇12日 DeNA8―1阪神(横浜)
 DeNAの今永昇太投手(28)が阪神打線から毎回の11奪三振。8イニングを6安打1失点と好投し、今季4勝目(4敗)を挙げた。
 「初回にチェンジアップを見切られていたので(組み立ての中心を)真っすぐとフォークに切り替えた」。初回に内野安打で1点を失う中、阪神打線の意図を把握。同じ握りで薬指と中指に力を入れる加減を変え、チェンジアップとフォークを投げ分けた。
 似た軌道で球速を変える変幻自在の投球術はリハビリ中に磨いた。昨年10月に左肩のクリーニング手術を受け、今季初登板は5月23日のヤクルト戦。徐々に投球回を増やし、この日は最長8イニングを投げきった。「(11日も)中継ぎがたくさん投げていた。コーチに『頭を使ってローテを守れ』と言われたのを思い出した」とブルペンの負担減も考え、8イニング目の登板も直訴した。
 前回(5日・バンテリン)の中日戦は、駒大に一緒に入学した木下雄介さんの追悼試合。7イニングを無失点に抑えた。「人ごととは思えない」と木下雄さんの背番号98を帽子に書いて臨んだ。生前、肩痛を抱えながら投げていたのも知っていた。木下雄さんは「肩は痛むけど、中日の投手陣に食い込むためには痛いのかゆいの言ってられない」と話していたという。
 投げられる幸せを感じつつ腕を振った。今季初のお立ち台では「やっと後半戦初勝利ですが、これから僕が投げるときには必ず勝ちます」。遅れてきたエースが完全復活を宣言した。

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