本文へ移動

稲見萌寧が圧勝 大会新で国内メジャー初優勝 イ・ボミ以来史上2人目の賞金2億円突破【女子ゴルフ】

2021年9月12日 18時21分

このエントリーをはてなブックマークに追加
優勝杯を手に笑顔の稲見萌寧

優勝杯を手に笑顔の稲見萌寧

  • 優勝杯を手に笑顔の稲見萌寧
  • 副賞のベンツの前で笑顔を見せる稲見萌寧
◇12日 国内女子ゴルフ 公式戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日(茨城県常陸大宮市・静ヒルズCC)
 やっぱりモネは強かった! 1打差2位からスタートした東京五輪銀メダリスト・稲見萌寧(22)=都築電気=が8バーディー、ノーボギー64の完璧ゴルフを見せ、大会新記録の通算19アンダーで国内メジャー初優勝を飾った。前々週のニトリレディス以来のシーズン8勝目、ツアー通算9勝目。4打差の15アンダー2位に西郷真央(19)=大東建託、14アンダー3位に大山志保(44)=大和ハウス工業=が入り、渋野日向子(22)=サントリー=は3アンダー25位だった。
 下馬評通りの試合運びで、稲見が自身のシーズン目標の1つ「メジャータイトル制覇」を当然のように成し遂げた。
 「こんなに早くメジャー優勝という目標を達成できるなんて…。本当にうれしいです。ここ静ヒルズCCは小学生のころ、毎週のようにショートコースを回らせていただいていた場所。難しいコースだと知っていたから、怖じ気づいていたのに…」。計ったかのようなゲーム運び、圧勝の内容、結果とは裏腹だった心情を吐露した。
 1打差2位からの最終日最終組。1番バーディーで早々に首位に並ぶと4番で8メートル、6番で2・5メートルを決めた。9番パー5ではアプローチを70センチに。10番パー5は2オン成功。11番パー4では第2打をピン左1・5メートルにつけて、たたみかけるように3連続バーディー奪取。16番でダメ押しの8つ目バーディーを決めると、さすがに「残り2ホールで4打差。優勝を意識しました」と言う。
 18番グリーン上で短いウイニングパットを待つ間、宮崎晃一キャディーと「グータッチにしようか」とV決定リアクションを相談する余裕も。2019年大会(兵庫・チェリーヒルズGC)で畑岡奈紗(アビームコンサルティング)がマークした「72ホール通算18アンダー」の大会記録を1打塗り替え、今季獲得賞金は15年のイ・ボミ(韓国)以来史上2人目となる2億円突破。今季の賞金ランクも初めて1位になった。
 「賞金女王を意識するのはまだ先。とりあえずは通算10勝するのが次の目標です。まだまだ自分の目指す圧倒的な強さじゃない。完璧主義者なので、全部を突き詰めていきたい」。年間10勝の金字塔を打ち立てた永久シード・不動裕理と同門で、今大会2日間同組で稲見の65、64というラウンドを見た大山は「(不動さんとは)タイプは違うけど、稲見さんもああいう圧倒的な強さを持つプレーヤーになってきていると感じた。リラックスした会話からボールに向かう時のオンとオフの切り替え、集中が素晴らしいと思う」と絶賛した。
▼稲見萌寧(いなみ・もね)1999年7月29日生まれの22歳。東京都豊島区出身。166センチ、58キロ。9歳からゴルフを始め、高校1年時の15年東日本女子パブリックアマで優勝。18年のプロテストに一発合格、19年7月のセンチュリー21レディスで10代最後の日にツアー初V達成。東京五輪では日本ゴルフ界初の銀メダルを獲得した。日本ウェルネススポーツ大在学中。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ