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忍者研究、多角的な視点で オンラインで国際学会、専門家ら成果披露

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 11時35分更新)
甲賀忍者に関する研究成果をオンラインで発表する会員ら=甲賀市水口町で

甲賀忍者に関する研究成果をオンラインで発表する会員ら=甲賀市水口町で

 忍者の研究者らでつくる「国際忍者学会」の第四回甲賀大会が十一日、オンラインで開かれた。戦国や江戸時代の甲賀忍者の実像を主なテーマに、専門家や忍者の子孫らが多角的な視点で研究成果を発表した。
 甲賀市が主会場の予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のため、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で国内外の会員らをつないで実施した。
 甲賀忍術研究会メンバーで、祖先が江戸の尾張藩に仕えた甲賀忍者だった渡辺俊経さん(83)は「戦国時代の甲賀は人材の宝庫」のテーマで発表。名を残さなかった忍者のほかに、甲賀ゆかりで徳川家康に仕えて姫路藩主になった池田輝政らを挙げ、有能な人材を輩出した背景として甲賀に高度な自治や教育環境があったからではと指摘した。
 ほかに神出鬼没の戦法で幕府方を混乱させ、甲賀忍者の実力を知らしめた室町時代の「鈎(まがり)の陣」の戦い、戦乱が終わった江戸期に大阪の岸和田藩に仕えた「甲賀五十人」の実態などを研究会メンバーが報告した。
 独自のサバイバル術を駆使した忍者に、現代人が学ぼうという学生の発表も。立命館大大学院生の二人が、忍者の知恵や体術を生かした防災訓練を提案したほか、忍者の...

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