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水害の恐ろしさ忘れない 東海豪雨21年、名古屋・西区で集い

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 10時26分更新)
東海豪雨から21年を迎え、黙とうする参加者=名古屋市西区のあし原公園で

東海豪雨から21年を迎え、黙とうする参加者=名古屋市西区のあし原公園で

 県内を中心に死者十人、浸水家屋約七万棟の被害が出た東海豪雨の発生から二十一年となった十一日、堤防が決壊した新川近くにある名古屋市西区のあし原公園で東海豪雨を語り継ぐ集いが開かれた。住民ら四十人が犠牲者らの冥福を祈り、災害対策の大切さに改めて思いを巡らせた。 (山本拓海)
 名古屋市や清須市の被災者らでつくる「東海豪雨を語り継ぐ会」が毎年開催。午前六時ごろ、水害を記録する石碑前で参加者が黙とうをささげ、豪雨後から復興の象徴にしているスイセンの球根を園内に植えた。
 会場には、水害への注意喚起や未来への希望を込め、氾濫寸前の川やスイセンの花を描いた絵画パネルを設置。例年は竹灯籠を並べて豪雨が起きた日の「9・11」の形を作るが、今年は人の密集回避のため絵画パネルに付けた電球で数字を表した。被災当時の様子を記録した写真も展示した。

語り継ぐ会高齢化進む

「若い人の参加を」切実

 東海豪雨を語り継ぐ会代表の西区の石田音人(ねひと)さん(64)は「川に囲まれたこの地域は、いつでも氾濫が起こりうるとの思いがあり、21年は長いようで短く感じる」と振り返った。それでもメンバーは10人ほどとピーク時から半減、年齢...

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