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親が入院、子ども残せない 愛知の病院、軽症・無症状でも「預かり」

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 05時01分更新)
 新型コロナウイルスに家庭内感染して親が入院すると、幼い子どもは軽症や無症状でも一人で自宅療養できない。そんな子どもたちを受け入れる病院の一つが、小児の救命救急医療の拠点「あいち小児保健医療総合センター」(愛知県大府市)。感染力の強いデルタ株の広がりで、子どもの感染も相次ぐ。思いがけず親と離された子どもたちに、医師や看護師らが手探りの対応で向き合っている。 (戸川祐馬)
 コロナ専用病棟にある一室で十日午後、個人防護具姿の医師と看護師二人が柵付きベッドを取り囲んだ。酸素投与や点滴の管がつながれて横になった乳児をあやしながら採血する。
 「この子は陽性で、親が入院しているためここに来ました」。廊下からガラス越しに見ていた同センター総合診療科の伊藤健太医長(40)が説明した。
 各県ではコロナに感染した患者用の病床を一定数確保しているが、風評被害の懸念もあり、どの医療機関で確保されているかは明らかにされていない。小児向け病床を用意する医療機関は愛知県内で複数あるとみられ、同センターに連絡を取ったところ、取材に応じてもらえた。
 センターは五月からコロナ病床十一床を設け、今月二十一床に増床した。ここ...

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