本文へ移動

ビッグデータ解析し道路の危険箇所改良 豊橋発の取り組み、春日井へ

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 05時00分更新)
衝突防止補助装置で警報が鳴った危険箇所を説明する松尾准教授=豊橋市天伯町で

衝突防止補助装置で警報が鳴った危険箇所を説明する松尾准教授=豊橋市天伯町で

 走る車から得られる膨大な情報「ビッグデータ」を解析し、道路の危険箇所改良の参考にする豊橋市発の取り組みが、広がりを見せている。今年から春日井市でも本格的にデータ収集が始まった。歩行者と車が衝突しそうになった回数が多い場所をあぶり出し、重大な事故が起きる前に手を打つことを目指す。 (酒井博章)
 取り組んでいるのは、衝突防止補助装置「モービルアイ」を販売するIT企業「ジャパン・トゥエンティワン」(豊橋市)と、ビッグデータを利用した道路上の危険分析の知見を持つ豊橋技術科学大(同市)。豊橋市は、人身事故発生数が名古屋市に次いで多いことから、市が働き掛けて二〇一八年から産学官で連携を進めている。
 同大などによると、死亡事故につながりやすい歩行者や自転車の人身事故の発生場所は把握できるが、現場を含めて周辺のどの場所にどのような安全対策をするべきかという絞り込みが難しかった。
 課題解決の糸口として目を付けたのが、歩行者や障害物に衝突しそうになったり、車線をはみ出したりすると音で危険を知らせるモービルアイだった。装置を民間事業者や豊橋市の車両計百台に取り付け、データを収集。交通工学を専門とする豊橋技...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報