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蒲原「道の駅」需要は 静岡市が民間活用しお試し施設運営

2021年9月12日 05時00分 (9月12日 05時02分更新)
トライアルパークの完成予想図。大型施設はなくコンテナハウスやキッチンカーが並ぶ=静岡市提供

トライアルパークの完成予想図。大型施設はなくコンテナハウスやキッチンカーが並ぶ=静岡市提供

 静岡市は清水区蒲原で、将来的な「道の駅」の設置を視野に入れながら、お試し施設で可能性を探る「トライアルパーク」プロジェクトを進めている。大規模施設の整備から始めず、民間業者が参入しやすいコンテナハウスやキッチンカーなどのスペースを用意した自転車や車の休憩施設として、来年度から運営する。 (中川紘希)
 蒲原では、地域おこしや拠点づくりのため道の駅整備を求める声があり、市が昨年度から検討を始めた。一方で二十億〜三十億円を必要とする一般的な道の駅整備は「採算が合わない」といった意見もあり、民間の力を借りて小規模な投資からスタートすることを決めた。
 場所は旧県立庵原高校のグラウンド跡地一ヘクタール。市は本年度中に約一・四億円で、駐車場や駐輪場、トイレやカフェ棟などを整備する。運営を委託する業者を十月に募集し、年末か年明けごろに決定する予定。
 仮設のコンテナハウスや屋台、キッチンカーの業者を呼び込んだり、手軽なキャンプ「グランピング」やバーベキューのサービスを提供することを想定するが、業者に活用法を自由に考えてもらう方針。業者の選定でそのアイデアを審査するという。
 二〇二四年度末までの三年間で、施設の需要、売り上げなどの成果を確認し、業者や住民とその先の活用法を探る。
 市道路計画課担当者は「道の駅関連の整備では全国的にも珍しい進め方。市の施設整備のやり方として今後の指標になれば」と期待している。

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