本文へ移動

大山志保「この位置にいるのが信じられない」満身創痍の元賞金女王、1打差2位で最終日へ【女子ゴルフ】

2021年9月11日 19時49分

このエントリーをはてなブックマークに追加
第3日、通算11アンダーでホールアウトし、笑顔を見せる大山志保

第3日、通算11アンダーでホールアウトし、笑顔を見せる大山志保

◇11日 女子ゴルフ 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日(茨城県常陸大宮市・静ヒルズCC)
 胸郭出口症候群などで今年は5月末からのツアー出場となったベテラン・大山志保(44)=大和ハウス工業=が7バーディー、2ボギーの67をマーク。通算11アンダーで、首位と1打差2位から最終日をスタートする。12アンダーで単独首位は西郷真央(19)=大東建託、大山と並ぶ11アンダーに、稲見萌寧(22)=都築電気=がつけている。前日まで首位の勝みなみ(23)=明治安田生命=は8アンダーの5位に後退、渋野日向子(22)=サントリー=は69で回り、3アンダーの21位に浮上した。
     ◇
 そこに大ギャラリーがいなくても、大山のガッツポーズは健在だ。最終18番でピン奥から7メートルのバーディーパットをねじ込んだ。
 「出ましたね、ガッツポーズ。今日は本当にショットもパットも良くて、テンポ良く、リズム良く、楽しくプレーできました」。やっかいなピン位置だった1番で3メートルのバーディーパットを沈めスタートすると、6番パー5をボギーにしたが、9番バーディーでハーフターン。11番で3パットボギーも12番バーディーでバウンスバック。上がり5ホールは14、15、17、18番と2度の連続バーディーで首位に1打差まで詰め寄った。「明日最終組。もう最高ですね。この位置にいるのが信じられない」と顔を紅潮させた。
 ツアー18勝、今季賞金シード選手中最年長の44歳。言わずと知れた2006年の賞金女王だが、そのプロ人生は故障との戦い。左肘の手術をはじめ幾多のけがを乗り越えてきた。昨年12月には首の左側を痛め、1月に胸郭出口症候群の診断を受けた。今年3月には右足首を捻挫、5月末のリゾートトラストレディスで痛みをおしてツアー復帰した。「今はもう左鎖骨も大丈夫。7月ぐらいから良くなってきて、今はクラブを振り切れてます」と話す。
 ともに最終組を回る西郷、稲見の年齢を足しても足りない超ベテランだが、体力も気力も若手には負けない。各選手が気にする、メジャーV特権=3年シードよりも「この大会だけ、歴代優勝者が未来永劫(えいごう)出場できる。夢の夢ですが、もし優勝できたら、体が動く限りずーっと出たい」という言葉が口をついた。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ